Bruker コラボウェビナー ~ミクロからマクロまで電池材料の横断的分析と電池特性~

【開催日時】 2024年9月25日 13:00 ~ 15:15
【ツール】 Zoom
【参加費】 無料

13:00 ~ 13:45
株式会社ダイネンマテリアル
奥井 一 氏

【題目】ミクロからマクロまで電池材料の横断的 分析と電池特性
【概要】リチウムイオン電池では重要部材として正極材、負極材を中心に粉体材料が多く使用されている。これら電池材料は、材料物性を適切に把握し電池を仕上げる必要があるが、ミクロからマクロまで横断的に分析アプローチする事例は少ない。具体的には、工程上流での材料構造などを解析するXRD、FTIRなどのミクロ分析と工程中流のスラリーレオロジーなどのマクロ分析技法はリンクしにくい。本公演では具体的な事例を紹介しディスカッションする。


13:45 ~ 14:30
ブルカージャパン株式会社
森岡 仁 氏

【題目】XRDを用いたリチウムイオン電池材料のnmオーダー構造解析
【概要】X線回折(XRD)は非破壊でサブnmからnmオーダーの構造を解析することができる分析手法です。本ウェビナーでは、最初にXRDの原理と得られる情報を整理します。その後、リチウムイオン電池材料、特に負極材であるグラファイト系材料における評価事例をご紹介します。XRDで得られる構造情報とリチウムイオン電池の電池特性との相関について知りたい方に有益です。


14:30 ~ 15:15
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社 アプリケーション課
川田 友紀

【題目】材料のミクロと電池をつなぐレオロジー・熱分析によるマクロ物性評価
【概要】レオロジーや熱分析といった材料のマクロ物性を評価する分析手法は、電池部材の性能評価や製造プロセスの工程管理分析などで用いられています。本ウェビナーでは、電極材料のスラリーレオロジーおよび水分吸着特性に焦点を当て、それらの評価手法について説明するとともに、リチウムイオン電池の負極材であるグラファイト系材料の測定事例も紹介します。

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