バッテリー分析セミナー

【開催日時】 2024年4月18日13:00 ~ 15:00
【ツール】 Zoom
【参加費】 無料

13:00 ~ 14:00
株式会社ダイネンマテリアル
奥井 一 氏

【題目】リチウムイオン電池における材料粉体の役割と評価技法
【概要】リチウムイオン電池は自動車から民生用途まで幅広く使用されている。重要部材として正極材、負極材を中心に粉体材料が多く使用されている。粉体材料は分散をはじめ様々なノウハウが必要であり、粉体としての性質を考慮し電気化学的な性能を達成する必要がある。電気化学的な性能は材料に依存することが多く、電池製造プロセスでの制御には限界がある。そこで、粉体の物性を分析でしっかりと把握&管理することが重要であり、各パラメーターが、開発から品質管理まで重要な指標となる。分析技法を紹介し、どのように電池に影響を与えるかを説明する。


14:00 ~ 14:20
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社 アプリケーション課
高野 雅嘉

【題目】回転型レオメーター用パウダーアクセサリを用いた電池用粉体材料評価
【概要】電池用粉体材料の流動性や凝集力といった物性は、それを用いて調整される電極スラリーの品質や特性に大きく影響を与え得る。高性能なバッテリーを作るための基礎となる、パウダーレオロジーのアプリケーションを紹介する。


14:20 ~ 14:40
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社 アプリケーション課
川田 友紀

【題目】粉体から電極へつなぐスラリー分析の新手法レオ・インピーダンス測定
【概要】電極性能に近い観点でのスラリー特性評価が可能であるインピーダンス測定がスラリー分析の一つとして注目を集めている。電極スラリー向けに新規開発したレオ・インピーダンスアクセサリの詳細と電池関連スラリーの測定事例について紹介する。


14:40 ~ 15:00
島津サイエンス東日本株式会社
弘松 勇志 氏

【題目】基礎的な粉体物性測定装置(Micromeritics社製)最新モデルのご紹介
【概要】粉体の基礎的な物性を正確かつ迅速に知ることは重要である。研究開発、品質保証、製造、品質管理におけるお客様のニーズにお応えするMicromeritics社の最新装置を中心に紹介する。

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